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グリーンキーパー

2010/09/24

グリーンモア...刈高について

色々なゴルフ場のマスター室の前に、'本日の刈高○○mmグリーンスピード○○フィート'と掲示してあります。

グリーンスピードはどのゴルフ場でも同じ道具(スティンプメーター)を使用しボールの転がりを計測しているので、プレーヤーから見て共通の基準にはなると思いますが私自身刈高は共通の基準ではないと考えていますので掲示については疑問を持ってます。

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先日もあるメンバーさんから、'刈高4mmなのになぜ転がるの?'って質問を受けました。
刈高が高いほうが葉が寝て転がるとか、葉の硬い軟らかいによっても転がりは違いますが、刈高とはどういうものかという認識をここで説明させていただき、刈高が共通の基準でない事を述べさせていただきます。

グリーンモア(グリーンを刈込む機械)は、現在5つのメーカーが発売し使用されてます。(私の認識してる限り)機械の構造は前のローラーと後のローラーとその間に刃があり、刈高は前後ローラーを結んで刃が何mmあがっているかで計測しています。

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この5種類の機械で同じ刈高で同じグリーンを刈込んでも、出る刈カスの量は機械によって全然違います。刈カスの出る機械と出ない機械は、2~3倍くらい差があります。(刈カスが出ないのは、葉を寝かしているから)

また同じ機械でも、前のローラーの形状がギザギザか平かで刈カスの量は4倍くらい違います。(私の感覚では0.4~0.5mmくらいの刈高の差を感じてます)

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機械によってなぜそんなに違うのかは、文章力のない私にはここでは説明出来ないので、割愛させていただきます。

以上から、刈高は共通の基準ではないと考えてます。また刈高は、キーパーが芝の生育や気候(温度・季節等)を見て上げたり下げたりしますので、1年を通して転がったり転がらなかったりしますが、通年でなるべく同じ転がりするよう努力します。