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グリーンキーパー

2010/10/19

グリーンモア...後ローラー

先日お話しましたグリーンモアの第2弾として、今回は後ローラーの話をしたいと思います。

私が嵐山カントリーにお世話になりはじめた冬、霜が降りたグリーンの膨張収縮(霜柱ができては溶けの繰り返し)を初めて経験しました。降霜は、自然の更新作業として土壌中に空気を送り込むため芝管理からは喜ばしい事ですが、プレーヤーからはボールの転がりが不安定になる可能性があります。そこでグリーンモアに重しを載せてグリーン転圧をしている光景をよく見ますが、あっと思ったことがありました。
太陽の光で転圧後のグリーンを横から見ると面が凸凹になっていて、これではスムーズに転がらないだろうと。
理由は、グリーンモアの後ローラーにありました。

course201009-10.jpg通常のグリーンモアの後ローラーは、上記写真のようにディンプル(くぼみ)が入ってます。これは刈込みの際、グリーンの外でターンする時のすべり留めのためにあると聞いてます。このディンプルが凸凹を作っていたのです。
実はこのディンプルの数は、無視できないという事を説明させていただきます。
あくまで計算上ですが、500㎡のグリーン(嵐山CCではBグリーンくらいの大きさ)を幅22インチのモアでラップ10cmで刈込むとすると、グリーン上にディンプル数は約135,000個でき面積比に直すと約13.3%もあるのです(凸凹になるはずだぁ)。

そこで、後ローラーがツルツルのノーディンプルローラーを作ってもらい、現在嵐山CCではこのグリーンモアで刈込んでます(これでボールが以前よりスムーズに転がると思うのですが...)。

course201009-09.jpg