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グリーンキーパー

2011/04/25

Bグリーンの品種決定

先に述べさせていただいた、Bグリーンの品種転換の品種が決定しました。

品種の選択につきましては、

①耐暑性・耐病性に優れる   - 猛暑に耐える 夏場に生育する
②芽数が多すぎない       - 芽数が多すぎて目砂が入らない、入りにくい
③地下ルートマットが出来すぎない - 出来すぎると更新作業が多く必要になる

に重点をおきました。


芽数とルートマットは、NTEP(アメリカの大学で多種のベントグラスをさまざまな項目で比較した試験結果)を参考に品種を絞りました。
その中で日本に輸入されている品種について、昨年夏の猛暑に圃場での比較(耐暑性)を参考に品種を決定しました。

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暑い埼玉の夏に相応しいベントグラスがありました。
名前は、クリスタルブルーリンクスというベントグラスです。
第4世代のベントグラスは耐暑性に優れていますが、その中でも暑さに強い品種です。
芽数は、約25-30本/cm2。(ペンクロス-20本前後  A1-30-35本前後くらいです)

採用にあたり、京都にクリスタルブルーリンクス(以下CB)というベントグラスを視察に行ってきました。(タキイ種苗さんの圃場とサブグリーン1面に播種しているゴルフ場の2箇所)


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5年前から試験を行っている圃場では、約20種類のベントグラスの生育テストが行われていましたが、CBは他品種と比較してルートマットが出来すぎずほど良いと感じました。
京都のゴルフ場では、ペンクロス・L-93・A-1・CY-2・CBと5品種のベントを管理されており、他品種と比較でき大変参考になりました。葉色や芽数はNTEPの試験結果どおりでした。

CBは、日本のゴルフ場で18ホール単独の品種でのグリーン造成はまだ無いそうで、嵐山CCが初めての採用です。(インターシードとか1面だけはあるそうですが...)