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グリーンキーパー

2011/07/07

扇風機(通風)No2

前回のつづきです。
なぜ夏場に使用しないかというと、グリーンが乾きすぎるからです。乾きすぎると、芝が枯れる・ドライスポットが出る可能性があります。

course201106-05.jpgグリーンが乾く理由は、以下のとおりです。
日本でグリーンファンとして販売されている扇風機は、もともと茶畑用防霜ファンです。アメリカで販売されている扇風機とは、用途が違います。
日本の防霜ファンというのは、お茶に霜が降りないように地上10m近辺の暖かい空気を地表面に送り込む機械で、それをグリーンに利用しているだけです。
アメリカの扇風機は、3mくらいの高さの空気を水平に動かしているのです。


違いは、グリーンに向かって風を送るのと、グリーンに対して水平に風を動かす事です。

グリーンに向かって送風する日本の扇風機は、葉だけでなく土の表面も乾かしてしまい芝を枯死させてしまう恐れがあります。ですから、夏場は使用していないのです。
写真のように羽が斜め下に向いています。これで稼動域の一番上に向いているのです。
送風によって涼しくできるのですが、日本の扇風機は風向を水平にするための修正が必要です。

course201106-08.jpg

アメリカの扇風機は水平に風を動かすので、葉だけを乾かし、葉の表面温度を下げる働きもあるので、寒冷地型芝のベント芝の夏場の生育を助ける働きがあります。