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グリーンキーパー

2011/07/16

日照

グリーンが日照不足で悪くなった、とよく聞きます。植物は光合成で栄養を作っています。

植物が光合成をするのに必要なものは、みなさんもご存知のとおり二酸化炭素・水・日照です。
その中の日照ですが、いつの時間帯の日照が光合成を促進するかご存知ですか?

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このようなデータがあります。何年前のものか忘れましたが、アメリカでの「ベント芝の時間別光合成量について」のものでした。

①1日中日照を当てたベント芝
②午前中のみ日照を当てたベント芝
③午後のみ日照を当てたベント芝
で、それぞれの光合成量について比較試験したものです。

①の光合成量を100%とした場合、②と③はそれぞれどれくらいだと思いますか?

②は約90%、③は約40%だそうです。植物がいかに朝日を重要としているか、参考になるデータです。
ですから、グリーン周りの樹木で伐採が必要か否かは、グリーン面に朝日が当たるかどうかで考えるのが1番です。

逆に、西日はベントに必要か?


西日は「不必要」が自分の答えです。
先ほどのデータで、ベント芝は午前中の光合成で大体補えます。西日はグリーンの乾燥を激しくしますので、ベントには不必要です。
コース内のグリーンで、朝日が当たり西日が遮られるグリーンは、散水量も少なくベント芝も健全です。

 

course201107-03.jpgcourse201107-01.jpg朝日・西日とも人間も植物と一緒で、朝日に当たる人は肌が健康になり、西日はすだれで遮るほど嫌がられています。