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グリーンキーパー

2011/09/27

シリンジング(ミスト散水)

1ヶ月以上ぶりのご無沙汰で、すみませんでした。

今年の夏もようやく終わりそうです。それにしても変な天候で、晴天と曇天が10日ごとに変わる夏でした。今年の夏も色々勉強させていただきました。ニューベントの管理、施肥・散水による病害防除等得るものが多数ありました。

course201109-02.jpgシリンジング(ミスト散水)は、「日中散水をして気化熱で地温(葉面熱)を下げる効果がある」ということですが、実際今年本当のシリンジングを行ってみて、葉面温度を下げるより別の効果があると思いました。
今年の冬工事でグリーンの後ろにワンタッチカプラー(散水取り出し口)をつけてもらい、シリンジングが可能になりました。


今までは、シリンジングもどきとでも言いましょうか、スプリンクラーを使用してサッと1回り散水を行い、それをシリンジングと言っていただけでした。
それが全く違うものと判りました。今まで、スプリンクラーで極力少ない水量で散水していたのですが、それでも水量が多すぎたのです。そのため、ピシウムという土壌菌が悪さして発病してしまうのです。

course201109-03.jpgでは、日中乾燥してきたベント芝にどれだけの水分を与えれば枯れないのか、この夏シリンジングを行い判りました。

シリンジングは、気化熱で葉面温度を下げるというより、水分の粒子を細かくして気孔から水分を吸収させる効果があると思いました。




余談ですが、この前テレビで打ち水で涼しく感じるのはなぜ?という実験をしていましたが、路面の温度はほとんど変化ありませんでした。涼しく感じるのは、打ち水により路面からの熱が上がってこないためでした。

course201109-01.jpgとういことは、気化熱で葉面温度を下げるというのは、無いってこと.........?????